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プロゲーマーにはどうやってなるの?引退後のセカンドキャリアの種類も含めて挙げてみます

こんにちは、カムです。

最近はテレビなどでeスポーツやプロゲーマーのことが頻繁に特集されていますよね。
もともと知らなかったけど、それでプロゲーマーの世界を初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。

私は昔とあるネットゲームをプレイしていたことがあり、当時開催されていたそのゲームの公式大会の配信をよく見ていました。
なので、ゲームをうまくなるために本気で練習したり、大会で勝つための戦略を考えたりする人のことを身近に感じており、eスポーツやプロゲーマーという世界が注目されている現状を純粋に嬉しく思っています。

それだけに今の世の中、10代の人の中にはプロゲーマーになりたい(私も↑のネットゲームをプレイしてたときはなりたかったです笑)と考える人も多いでしょうし、そういったお子さんがいる親御さんも多いと思います。

そうなると、じゃあプロゲーマーにはどうやってなるの?という疑問が出てきますよね。またプロゲーマーにはなれたとして、引退後はどうするの?無職になっちゃうの?という疑問もあります。

そのあたりについて、この記事で考えてみることにします。

あ、それと、ここではスポンサーがついているプロゲーミングチームに所属している、あるいは無所属でも大会賞金やスポンサー収入などで毎年一定の収入を得ている人をプロゲーマーと呼ぶことにしますね。

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プロゲーマーになるケースは5つ?

私が見聞きしたことのあるプロゲーマーになるケースは以下の5つです。

1.プロゲーミングチームの選手募集に応募して採用してもらう
2.プロゲーミングチームに直接問い合わせて採用してもらう
3.プロゲーミングチームまたはプロゲーミングチームに所属している選手からスカウトしてもらう
4.大会に出て賞金を稼ぐ、またはスポンサーから直接サポートを受ける
5.選手をしながら、自分でプロゲーミングチームを立ち上げる

1.プロゲーミングチームの選手募集に応募して採用してもらう

まずはこちらのケースですね。
プロゲーミングチームのHPやツイッターでは、ゲームタイトルごとにたびたび選手募集が行われています。

たとえば、『ぷよぷよ』の選手募集をするなら、「【ぷよぷよ部門】選手〇名募集!」といったふうに告知されます。

募集期間内に応募し、選考基準をクリアすれば、プロゲーマーになることができます。
選考は普通のスポーツ選手と同じで、プロとしての実力があるのか、人間性に問題はないかといったことをテストや面接で判断されます。

テストや面接の内容はチームによって違います。中にはテストや面接を行わないチームもあるかもしれません。

その場合はどうやって選考するかというと、プレイしているゲームの成績が判断基準になります。多くのゲームでは自動的にそれまでの対戦成績がデータに記録されているため、それを見るだけでもその人がどれくらい強いプレイヤーなのかがある程度わかります。

そのため、ゲームに記録されている成績が良い人ほど採用されやすくなるはずですね。

2.プロゲーミングチームに直接問い合わせて採用してもらう

自分が加入したいチームの部門が募集を行っていなかったり、そもそも部門自体がない場合はこの方法がとられるようですね。

基本的にプロゲーミングチームは公式HPなどにお問い合わせ先をつくっているので、そこから「採用してもらえないか」という連絡をします。

実力があったり、プレゼン力があれば、この方法でも採用してもらえる可能性は高いと思います。もちろんこの2つが揃っていても、チーム側が乗り気にならなければ失敗すると思いますが…。

海外の選手はよくこういった方法で加入したい海外のチームに声をかけている印象です。海外(と一括りにしていいのかわからないけど…)の選手って、熱意を感じますよね。

3.プロゲーミングチームまたはプロゲーミングチームに所属している選手からスカウトしてもらう

プロゲーマーの世界でもスカウトはあります。といっても、プロ野球のドラフトのような大掛かりなものではなく、もともとの知り合いや友達から誘われて入団…という形が多いみたいですね。「おっ、君うまいね! うちこない?」みたいな気軽さだと思います笑

おそらく入念に選手のスキルを分析して、自分のチームにフィットしているかどうかを確かめてからスカウトしているチームは日本にはほとんどないと思います。どうしてかというと、そういった専門スタッフがいないからです。注目されてきたといっても、日本のeスポーツ業界はまだまだ未成熟ですから、そういった細かいところにお金や人材はかけられないのだと思います。

このケースは単純にゲームがうまければ、いつでも起こりうることです。なので、普通にゲームを楽しんでいたら、ある時いきなり声をかけられてプロゲーマーになった…という人もいると思います。

4.大会に出て賞金を稼ぐ、またはスポンサーから直接サポートを受ける

メジャーなゲームタイトルでは、高額賞金が出される大会が頻繁に開催されることもあります。
そういった大会で何度も入賞すれば、賞金額だけで生計を立てることも可能だと思います(※ただし、日本の大会では景表法などへの抵触が危惧され、少額の賞金しか出なかったケースもしばしば)。

この方法でプロゲーマーになる場合の難点は大会に出て賞金を獲得するまで収入が期待できないことですね…。また大会で入賞しても、実際に賞金が振り込まれるまでに時間がかかる可能性もあるので、生活のやりくりが難しそう…。

ただ、チームに所属していて報酬を得ている選手でも、それだけで生計を立てている選手はごく稀です(このあたりはマイナースポーツ選手と同じですね)。多くの選手は学生や仕事をしながらプロ活動をしているので、最初はプロゲーマーとしての収入には期待しないほうがいいかもしれませんね。

もう1つのスポンサーから直接サポートを受けるケースですが、この場合はスポンサードしてくれる会社や個人を見つける必要があります。
ゲームの実力のほかに、人脈やコミュニケーション能力、それから自分の価値をアピールするプレゼン能力も重要となるので、商才がある人でないと厳しそうですね。

5.選手をしながら、自分でプロゲーミングチームを立ち上げる

こういったケースも考えてみました。

ただ、このケースはスポンサーから直接サポートを受けるケースとあまり変わらないような。。。スポンサーへアピールするものが個人からチームに変わるだけですね(チーム運営をしなければいけないぶん、やることは増えそうですが)。

最初は個人でプロゲーマーをしていたけど、活動が大きくなって法人化したほうがよくなった場合や、チーム運営がしたくなった場合などに向いているかもしれません。

(選手をしながらゲーミングチームを立ち上げ、現在大手プロゲーミングチームにまで成長させたDeToNator代表の著作)

引退後はどんな仕事がある?5つのセカンドキャリア

sweetlouise / Pixabay

プロゲーマー引退後は、何もしなければもちろん無職になります(笑)。

元プロゲーマーという肩書を活かした場合のセカンドキャリアを考えてみましたが、以下の5つになると思います。

1.コーチやマネージャーになる
2.実況・解説者になる
3.ストリーマーになる
4.オーナーになる
5.ゲーム関連会社に就職する

1.コーチやマネージャーになる

まずは選手をサポートするスタッフになるケースですね。コーチは選手たちの練習メニューを考えたり、練習の手伝いや指示をする仕事で、マネージャーは選手たちが出場する大会の申し込みをしたり、宿泊先や交通機関の予約を取ったりする仕事です。ほかにも大会を見て他のチームと対戦するときの対策を立てたり、戦術を考えたりする「アナリスト」という仕事もあります。これら複数の仕事を兼ねてやっているスタッフもいると思います。

基本的にプロゲーミングチームの多くはこれらのスタッフがいるため、プロゲーミングチームが昔と比べて増えている今はそれなりに需要がありそうです。特にコーチやアナリストの仕事は選手時代のノウハウがそのまま活きる強みがありますね。

コーチやマネージャーは一般募集もありますが、引退した選手が所属しているチームのスタッフになるというケースが多い気がします。チームのオーナーから話を持ちかけられることもあれば、引退した選手本人が希望することもあるでしょう。

注目しているゲームタイトルがあれば、その部門を作らせてもらえないか、オーナーに提案すると仕事の幅が広がりそうですね。毎年さまざまなゲームタイトルが発表されていますし、それらの中にはeスポーツとして盛り上がる可能性を秘めているゲームもあるので、そういった鉱脈を見つける嗅覚があると、裏方として引退後も評価されると思います。

2.実況・解説者になる

ゲームの大会にも実況や解説がつきます。
とくに大規模な大会にもなると、実況や解説に求められるレベルも高くなり、仕事としての専門性が増します。

選手時代の経験も直接活かすことができますが、発声スキルやわかりやすい解説など、プロゲーマーとはまた違う能力も必要になるので、そういった適性がなければ実況・解説者になるのは難しそうですね。

実況・解説者になる方法ですが、個人大会や個人配信などで実況・解説を続けて業界にアピールするのが良いのかな…?選手時代から解説に呼ばれる人もいるので、そういったコネクションがあると強そうですね。

3.ストリーマーになる

ストリーマーはYouTubeやTwitchなど、配信サイトでゲームをプレイしている様子を配信している人のことをいいます。

視聴者が多ければスポンサーからの収入が期待できますし、視聴者から配信サイトを通してお金(投げ銭)を受け取ることもできます。

日本ではストリーマーとほぼ同じことをしているYouTubeの「ゲーム実況者」が大きな人気を博しているので、未成熟なプロゲーマー業界よりも市場が大きいのが特徴です。人気がある日本人ストリーマー・ゲーム実況者では、リアルタイムで数千人~1万人の視聴者を獲得することもあります。

こういった性質から、ストリーマーを兼業しているプロゲーマーも多いです。プロゲーマーは高いゲームスキルを持っているので、それを目当てに配信を見る視聴者も多くいます。

元手や人脈づくりの必要なく、すぐに始められる点もストリーマーの強みですね。パソコン(スマホ)とマイクさえあれば、どんな人でもストリーマーになれます。

4.オーナーになる

かなりハードルが高いと思いますが、自分でプロゲーミングチームを作ってオーナーになるというセカンドキャリアも考えられますね。

ただ、オーナーになるには資金だけでなく、営業能力やリサーチ能力、マネジメント能力など、必要なスキルがとても多いです。これらの能力がないと、なかなかチームにスポンサーがつかず、マネタイズできないと思います。

豊富な社会人経験があったり、事業を立ち上げた経験がある人でなければ、一から勉強する必要がありそうです。

5.ゲーム関連会社に就職する

プロゲーマーはゲームに詳しいので、ゲーム関連会社の採用担当者も興味を持ってくれる可能性が高いです。どうせ採用するなら自分の会社が扱っているものに愛情を注いでくれる人にしたいですよね。

チームをスポンサードしている企業によっては、引退後の選手の就職の相談を受け付けていることもあります。さすがに確約されることはないと思いますが、そのあたりのサポートも含めて加入するチームを決めることも選手には大切かもしれません。

記事を書いての感想

今回の記事を書いて私が思ったのは、意外にプロゲーマーになる方法やセカンドキャリアの選択肢はすでに充実しているということですね。

そして、この記事では軽く触れただけですが、日本のプロゲーマーってけっこう不遇……。

大会に勝つこと自体も難しいのに、大会に勝ってもあんまりお金がもらえなかったり、ストリーマーのほうが遥かに稼いでいたりする。それでもプロゲーマーを目指すのはやはり夢があるからでしょうか。

そういえば、この前『Jドリーム』という漫画を読んだのですが、Jリーグ創設時の期待や熱狂が描かれていて、今でこそ日本でメジャースポーツとなったサッカーにも大変な時期があったんだな~、とカムは思った次第です。

プロゲーマーもサッカー選手並のスターになってほしい!!!(切実)

(最初絵が見づらいと思ったのですが、どんどん絵が洗練されて見やすくなっていきます。サッカー選手のリアルな怪我の悩みやJリーグにかける思いが描かれていてとても面白いです。)

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