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ゲーム『スカイリム』を買うと、漏れなく何百冊もの本がついてくる【Skyrim】

(筆者:カム)

世界中で大ヒットを記録したゲーム『The Elder Scrolls V: Skyrim』(以下スカイリム)。

日本でも根強いファンが多く、私もそのひとりだ。

舞台は中世ファンタジー。プレイヤーはその広大な世界に飛び出し、まるで本当にその世界で生活を送っているかのようなリアルな行動を楽しめる。

この手のRPGは剣と魔法の冒険・戦闘を楽しむのが第一の目的であることが多い。もちろんスカイリムもその例にたがわない。だが、スカイリムはふと冒険に疲れた時、ゲームをやめる代わりに別の息抜きを見つけることのできる希少なゲームでもある。

今回はそんな『スカイリム』の魅力の1つを紹介していきたいと思う。

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作中に登場する膨大な書物


(スカイリムでは家の中に本棚が置ける。本棚には本を置くことができ、自由に出し入れ可能)

スカイリムには数多くのアイテムが存在する。

冒険に役立つ装備品や回復薬はもちろんのこと、それらを造る材料だったり、クエストを進めるための専用アイテムだったりと、じつにさまざまなものがある。

そしてその中には「本」のアイテムもある。

RPGでは「本」のアイテム自体は珍しくないと思う。しかし、スカイリムのすごいところはその本の1冊1冊が実際にゲーム内で読めてしまうところだ。

(『本物のバレンジア 第1巻』を開いた画面)

読みたい本を選択し、『読む』というコマンドを押すと、こんなふうに本を開くことができる。

画面左下にある通り、特定のコマンドを押せばページをめくることも可能だ。

本によって文章量はまちまちだが、中にはかなり長いものもある。本の種類も、小説、歴史、ノンフィクション、レシピ本と幅広く、読みごたえがある。

スカイリムにはこんな本が何百冊とある。これだけのテキストを用意する手間を考えると、制作陣は何を考えているのだろうと心配になるが、その努力は他でもない私たちユーザーの体験をもっと素敵なものにしてくれるであろうことは疑いようがない。

文章の質は高い。ただ読みにくさもある

何百冊もの本のテキストを用意する労力を考えると、中身は手抜きの文章なんじゃないの?と心配になる人もいると思う。ところが実際はどの本も質の高い文章で書かれ、内容もしっかりしている。これだけのテキストがどれだけのスタッフによって、またどれだけの時間をかけて書かれたのかはわからないが、そのこだわりの強さには舌を巻くしかない。

もちろん読みにくさもある。どの本もスカイリムの世界の住人に向けて書かれたものであるから、必ずしもゲームの外の世界に生きる私たちが読んで楽しめるとはかぎらない。人名や種族名、地名などの固有名詞なども頻出するため、重厚なハイファンタジーに慣れている人や、スカイリムそのものをやりこんでいてその世界観に精通している人でなければ、途中で読むのをやめたくなることは一度や二度ではないと思う。

それもそのはず、スカイリムの作中本はユーザーに楽しんで読んでもらうことを意図して作られてはいない。これは個人的な意見だが、これらのテキストはただスカイリムというゲームを実在する世界のように思わせる一点のためだけに用意されているように感じる。

なにしろスカイリムはゲームシステム自体がリアルを追求したものになっている。プレイヤーは自分の意思でキャラクターを行動させられるし、善人の道を歩むこともできれば、犯罪者として生きることもできる。ゲーム内の大量の本も、そのコンセプトを強固なものにするファクターの一つといえそうだ。

「実在するフィクション」を読むという不思議な読書体験

(スカイリムでは冒険や読書に疲れたら、広大な景色を見て癒されることもできる)

スカイリムの作中本はすべてスカイリムの世界の人物が書いている設定だ。本当をいえば、ゲームを作ったスタッフが書いたのだが、ユーザーがゲームの中でよりリアルな体験をするためにその不都合な真実は伏せられている。

私はスカイリムのこういったロマンあふれる仕掛けが大好きだ。ゲームをするのも、本を読むのも、本当の現実から少し離れて、別の世界に触れることができるからだ。親切なことに、スカイリムにはその両方を同時に体験できる一挙両得さがある。

考えてみれば「実在する話」に見せかけたフィクションは小説でも映画でも多く存在する。私は安部公房が好きだが、安部公房は『他人の顔』以降、主人公「ぼく」の手記という形で物語が記述されていく手法を複数の作品に使っている。

映画はとくにこの手法と相性がいいのか、低予算ホラー映画では登場人物たちがハンディカメラを持って惨劇を記録し、その記録映像を繋げて映画にするという手法が頻繁に見られる(ちなみに私は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が大好き)

「スカイリムはやったことあるけど、本は一回も読んだことない」こういった人は多いと思う。しかし、スカイリムの書物は、上記の作品に通じる不思議な物語体験が得られる良書なので、スカイリムをやったことのある人もない人も一度はチェックしてみてほしい。

(PC版はPS4版、Switch版よりも安価でコンソール機能も使えるのでおすすめ)

余談

ちなみに当ブログのメイン管理人・にーちさんもこちらの記事で、スカイリムの魅力を存分に紹介している。

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特にこの記事の続編は、スカイリムの自由度の高さがよくわかる内容になっていて面白い。

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コメント

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